インターネットが普及して15年以上経つが、様々な企業のサービスが、インターネットを利用したものになっている。また、スマホの普及により、パソコンを利用しなくてもインターネットを楽しむことができるため、まさに今は、ネット社会と言えるだろう。
最近では様々な一般企業が自社アプリを発表し、アプリでポイントが溜まったり、アプリでクーポンが発行されたりして、スマホには、様々なアプリがインストールされている。中には、100を超えるアプリを使いこなしているツワモノも見受けられる。
そこで、今回は、インターネットを利用したサービス導入が比較的早かった、インターネットバンキングについての話をしよう。
ところで、あなたはインターネットバンキングを利用しているだろうか?
そして、あなたは、あなたの親が、インターネットバンキングを利用しているかを知っているだろうか?
上の質問に、疑問を持った方もいるだろう。
なぜ、「自分の親のインターネットバンキングの利用状況を知っているか?」を問われるのかと。
インターネットバンキングには、店舗を持つ銀行とは異なり、通帳が無いということは知られているが、この通帳が無いということで、問題になることがある。
普段であれば、通帳の利用明細は、インターネットバンキングのWEBページにアクセスすれば、いつでもどこでも閲覧可能であるため、通帳が無くても全く問題になることは無いが、遺産相続のタイミングでその問題点が露呈する。
親の資産を子どもが相続する場合、銀行の通帳であったり、有価証券であったり、土地や家屋の権利書などの目に見える形でその「存在」を確認することができれば良いが、インターネット経由の資産である、インターネットバンキングやインターネット証券などの目に見える形で存在しない「資産」は、その「存在」を確認することが困難である。
相続を受ける子ども世代に、意図的にその「存在」知らせておかないと、その遺産は「相続対象」からはずれ、誰にも利用されない「資産」になってしまう可能性をはらんでいる。
親の立場として、あなたは子どもと、大事な会話をしているだろうか?子どもの立場として、あなたは親と、大事な会話をしているだろうか?
災害や事故などで、急に相続のタイミングが訪れる場合がある。インターネット社会であるがゆえに、事前に準備を進めておくべきことが増えている。
この機会に、ぜひ親に会って会話をしてほしい。あるいは、あなたが親側であれば、ぜひ子どもに会って会話をしてほしい。インターネットについて、親と子が話をする機会が持てれば、もっとネット環境はよくなることだろう。